未分類 【行事報告】2023年6月13日(火)13時30分から 三浦綾子読書会 ゆっくり読む『天北原野』を開催いたしました。 みなさまお変わりございませんか。三浦綾子読書会 ゆっくり読む『天北原野』が6月13日(火)に開催されました。タイトルのとおり、三浦綾子の長編小説『天北原野』(新潮文庫)を毎回少しずつ読み進めています。今回も先月に続き下巻「怒濤」の章について... 2023.06.19 未分類
未分類 【朝日カルチャーセンター北九州教室からのお知らせ】2023年7月3日(月)13時30分~15時00分、「いま読みたい日本の文学 オンライン講座 三浦綾子『細川ガラシャ夫人』~〈散りぬべき時知りてこそ〉の人生」が開催されます。※教室とオンライン同時開催 件名についてお知らせをいたします。この度、文学講座「いま読みたい日本の文学 オンライン講座 三浦綾子『細川ガラシャ夫人』~〈散りぬべき時知りてこそ〉の人生」が朝日カルチャーセンター北九州教室で開催されます。この講座は、「いま読みたい日本の文... 2023.06.19 未分類
未分類 【田中綾館長講演会のお知らせ】2023年7月9日(日)13時30分開始、「お寺で名著」特別回「三浦綾子とその時代――『氷点』『ひつじが丘』等の人物と背景」が法華宗妙見寺(苫小牧市)にて開催されます。※要参加料・要事前申込 件名の通り、田中綾館長の講演会が法華宗妙見寺(苫小牧市)にて開催されます。三浦綾子記念文学館が主催するものではございませんが、田中綾館長の講演情報のため知らせします。開催に伴い、館報「みほんりん」および三浦綾子記念文学館パンフレット、上富良... 2023.06.19 未分類
未分類 【行事報告】2023年6月9日(金)14時00分より綾の会が読む朗読会『この土の器をも』を三浦綾子記念文学館本館1階ホールにて開催いたしました。 件名の通り朗読会を開催いたしました。ご来館された皆様、ありがとうございました。次回は、7月7日(金)14時より、『国を愛する心』の朗読会を三浦綾子記念文学館本館1階ホールにて開催いたします。出演は綾の会(三浦綾子記念文学館ボランティア組織)... 2023.06.10 未分類
未分類 【募集案内】第25回 三浦綾子作文賞 作品募集について 第25回目を迎える三浦綾子作文賞は、三浦綾子文学が多くの人々に親しまれ、その文学的精神が幅広く継承されていくことを願うとともに、児童生徒たちが文章を書くことを通じて、社会のあり方と人間の生き方を深く見つめ、たくましく生きていく力を養っていく... 2023.06.01 未分類
未分類 【行事案内】2023年6月9日(金)[氷点カレッジ]朗読会 自伝小説『この土の器をも』(綾の会)を三浦綾子記念文学館本館1階ホールにて開催いたします。 件名について、以下の通りお知らせをいたします。三浦綾子の自伝小説『この土の器をも』を綾の会(当館ボランティア組織)による朗読でご鑑賞いただければ幸いです。記開催日時:2023年6月9日(金) 14時00分~15時30分場所:三浦綾子記念文学... 2023.05.31 未分類
未分類 【行事報告】2023年5月17日(水)2023年4月期「三浦綾子文学の世界を知る」第2回目が三浦綾子記念文学館にて開催されました。 2023年4月期道新文化センター旭川駅前教室 教養・文学講座「三浦綾子文学の世界を知る」の第2回目が、5月17日(水)14時より開催されました。当日担当した難波真実より届いた報告をご紹介いたします。今回は教室を飛び出して、当文学館で開催しま... 2023.05.31 未分類
未分類 【動画追加のお知らせ】朗読フェスティバル2022(三浦綾子記念文学館朗読友の会「綾の会」) 大変長らくお待たせをいたしました。件名の動画を三浦綾子記念文学館公式YouTubeにて録画配信いたします。綾の会(当館ボランティア組織)による朗読をご鑑賞いただければ幸いです。公開が大幅に遅れたことをお詫び申し上げます。今後の行事については... 2023.05.31 未分類
未分類 【行事案内】2023年6月13日(火)13時30分から 三浦綾子読書会 ゆっくり読む『天北原野』を開催いたします。 件名のとおり、三浦綾子読書会 ゆっくり読む『天北原野』 を開催いたします。三浦綾子『天北原野』の対象箇所を輪読し、講師の解説後、感想を語り合う会です。傍聴も可能です。どなたでも参加できます。ご不明点がございましたらお問い合わせをいただければ... 2023.05.31 未分類
未分類 【行事報告】2023年5月9日(火)13時30分から 三浦綾子読書会 ゆっくり読む『天北原野』を開催いたしました。 みなさまお変わりございませんか。三浦綾子読書会 ゆっくり読む『天北原野』が5月9日(火)に開催されました。タイトルのとおり、三浦綾子の長編小説『天北原野』(新潮文庫)を毎回少しずつ読み進めています。今回より三回にわたり下巻「怒濤」の章を読ん... 2023.05.11 未分類
未分類 【特定非営利活動法人 ことばのひろば五億の鈴の音からのお知らせ】2023年5月28日(日)14時00分開演 田中綾館長講演会「ことばの講演会Ⅳ 三浦綾子生誕101年記念講演 あたたかき日光」がEZOHUB SAPPOROにて開催されます。※要入場料・要事前申込 定員になり次第締切 件名の通り、田中綾館長の講演会がEZOHUB SAPPORO(札幌市東区)にて開催されます。当日は講演会のほかに、朗読会や書籍および関連グッズの販売も行います。三浦綾子記念文学館が主催するものではございませんが、当文学館の後援行事のため知ら... 2023.05.11 未分類
未分類 【動画追加のお知らせ】[氷点カレッジ2022]文学講座「旭川の文学の歩み」(石川郁夫) 大変長らくお待たせをいたしました。件名の動画を三浦綾子記念文学館公式YouTubeにて録画配信いたします。地域文学の第一人者・石川郁夫氏に「旭川の文学の歩み」について幅広くご講話いただきました。今後の行事については、当館公式サイトおよび「氷... 2023.04.27 未分類
未分類 【行事案内】2023年5月9日(火)13時30分から 三浦綾子読書会 ゆっくり読む『天北原野』を開催いたします。 みなさま、いかがお過ごしでしょうか。本日4月25日は、三浦綾子生誕から101年となる日です。三浦綾子記念文学館では、綾子の作品を後世に伝えるべく、件名の 三浦綾子読書会 ゆっくり読む『天北原野』 を毎週第2火曜日に開催しております。三浦綾子... 2023.04.27 未分類
未分類 ギャラリートークを開催しました(2023年4月22日) 2023年度企画展「綾子と海」のギャラリートークをおこないました!今回は4人が登場。三浦文学案内人の山口さん、三浦さん、富樫さん、難波事務局長です。それぞれ、自分の担当パートについて、パネルと展示資料の説明をしました。山口さんは、「ルーツと... 2023.04.23 未分類
未分類 オノマトペで楽しむ三浦綾子(125)“ぼーっ”“ぺこり” 二人は木からおりると、かけ足で縁側にもどって行った。菊を見ると、吉川はぼうっと耳まであかくなって、ぺこりと頭を下げた。三浦綾子 『塩狩峠』[かくれんぼ]173より〈著作物の使用について〉三浦綾子・三浦光世の著作権は、三浦綾子記念文学館を運営... 2023.04.23 未分類
未分類 オノマトペで楽しむ三浦綾子(124)“ゆさゆさ” 「ハーイ」信夫は答えて、いちょうの枝をゆさゆさとゆすった。菊の白い顔がこちらを向いて笑った。三浦綾子 『塩狩峠』[かくれんぼ]165より〈著作物の使用について〉三浦綾子・三浦光世の著作権は、三浦綾子記念文学館を運営する「公益財団法人三浦綾子... 2023.04.22 未分類
未分類 オノマトペで楽しむ三浦綾子(123)“すらり” 菊の呼ぶ声がした。澄んだ声である。いちょうの木の上に登っている信夫と吉川修には、縁側に立っている菊のすらりとした姿が見える。菊は方角ちがいの方を見て呼んでいる。三浦綾子 『塩狩峠』[かくれんぼ]163より〈著作物の使用について〉三浦綾子・三... 2023.04.22 未分類
未分類 【行事報告】2023年4月19日(水)2023年4月期「三浦綾子文学の世界を知る」第1回目が旭川道新文化センター旭川駅前教室にて開催されました。 2023年4月期道新文化センター旭川駅前教室 教養・文学講座「三浦綾子文学の世界を知る」の第1回目が、4月19日(水)14時より開催されました。この講座は、令和5(2023)年度三浦文学案内人養成講座を兼ねており、4月期の講座は今回が第1回... 2023.04.20 未分類
未分類 オノマトペで楽しむ三浦綾子(122)“ぶらぶら” 「ふうん」吉川は木の枝にまたがって足をぶらぶらさせながら、そう答えただけだった。喜んでくれるかと思っていた信夫は拍子ぬけした。三浦綾子 『塩狩峠』[かくれんぼ]156、157より〈著作物の使用について〉三浦綾子・三浦光世の著作権は、三浦綾子... 2023.04.15 未分類
未分類 オノマトペで楽しむ三浦綾子(121)“ すらすら” 「吉川、ぼくもお坊さまになろうと思うんだ」この間から言おう言おうと思いながら言いそびれていたことを、信夫は木に登ったとたんにすらすらと言えた。三浦綾子 『塩狩峠』[かくれんぼ]154、155より〈著作物の使用について〉三浦綾子・三浦光世の著... 2023.04.15 未分類
未分類 オノマトペで楽しむ三浦綾子(120)“ げらげら” ふじ子も、どうやらその母をまねているらしかった。「だめねえ。おにいさまも何かごあいさつをしてちょうだい」信夫と吉川はげらげら笑って逃げだした。三浦綾子 『塩狩峠』[かくれんぼ]150、151、152より〈著作物の使用について〉三浦綾子・三浦... 2023.04.15 未分類
未分類 オノマトペで楽しむ三浦綾子(119)“ そっ” 菊はだまってうなずき、そっと目頭をおさえてうつむいた。その夜、信夫は布団の中にはいってからも、ねむられなかった。母の涙が気になった。自分が母に悪いことをたくさん言ったような気がした。三浦綾子 『塩狩峠』[かくれんぼ]126より〈著作物の使用... 2023.04.15 未分類
未分類 オノマトペで楽しむ三浦綾子(118)“ きちっ” 「でも、おかあさまはおばあさまのことを忘れているから、ごはんを上げないのではないのですよ」菊は信夫の前にきちっと坐った。今まで見たことのないようなきびしい菊の姿だった。三浦綾子 『塩狩峠』[かくれんぼ]107、108より〈著作物の使用につい... 2023.04.15 未分類
未分類 オノマトペで楽しむ三浦綾子(117)“ どっ” 「一体どうしました?」菊が顔をのぞきこんだ。信夫は顔をそむけて菊のそばをすりぬけ、仏間にかけこんだ。仏壇の前に坐ると、何か自分でもわからぬ悲しみがドッと胸に溢れた。祖母がかわいそうなのか、自分がかわいそうなのか信夫にもわからない。ただ、涙が... 2023.04.15 未分類
未分類 オノマトペで楽しむ三浦綾子(116)“ ぽたり” 「信夫さん」菊の呼ぶ声がした。信夫はだまってうつむいた。ふいにポタリと涙がこぼれた。三浦綾子 『塩狩峠』[かくれんぼ]95、96より〈著作物の使用について〉三浦綾子・三浦光世の著作権は、三浦綾子記念文学館を運営する「公益財団法人三浦綾子記念... 2023.04.15 未分類
未分類 オノマトペで楽しむ三浦綾子(115)“ すっ” ほんとうの母は、祖母の言ったように、自分を生んで二時間で死んでしまったような気がした。信夫は菊と待子を半々に見ていたが、すっと立ちあがると台所にはいった。だが、どこに仏壇の膳があるのかわからない。祖母のトセは、信夫が台所にみだりにはいること... 2023.04.15 未分類
未分類 オノマトペで楽しむ三浦綾子(114)“ ふっ” 自分だけが母の子でないような、ひがみすら感じた。(いいよ。ぼくはおばあさまがまもっていてくれるから)信夫はふっとそう思って慰められた。三浦綾子 『塩狩峠』[かくれんぼ]75、76、77より〈著作物の使用について〉三浦綾子・三浦光世の著作権は... 2023.04.15 未分類
未分類 オノマトペで楽しむ三浦綾子(113)“ ふっ” (お祈りなんか、なきゃいいのに)食事時が近づくと、信夫はふっとそう思って侘しくなることがあった。そして、きょうはわけても寂しかったのである。三浦綾子 『塩狩峠』[かくれんぼ]68、69より〈著作物の使用について〉三浦綾子・三浦光世の著作権は... 2023.04.15 未分類
未分類 オノマトペで楽しむ三浦綾子(112)“ じっ” 食前には、必ず菊が祈り、父の貞行と待子は指を組んで祈る姿勢になった。その度に信夫は自分だけが除け者にされたようで、三人の祈る姿をじっと見すえるように眺めた。その寂しさは、ともすると食事中も消えないことが多かった。信夫はなかなか祈りに馴れるこ... 2023.04.15 未分類
未分類 オノマトペで楽しむ三浦綾子(111)“ そっ” お手玉はふじ子が一番上手だった。いつも相手をしているのか、吉川も案外上手だった。信夫が一番下手だったが、少し上手にやると、ふじ子のつぶらな目が嬉しそうにそっと笑った。三浦綾子 『塩狩峠』[かくれんぼ]53より〈著作物の使用について〉三浦綾子... 2023.04.15 未分類