恒例となった
中村啓子さんによる朗読会が
30日14時から文学館で催されました
文学館のイスを総動員する
相変わらずの人気です
中には昨日に引き続き参加した
熱心な三浦綾子ファンの顔も見えます
今回は遠く富山から
オルガニストの松原葉子さんが駆け付けて下さいました
彼女が弾くオルガンは
三浦家にあったかなりの年代物で
今日のために調律し不具合を直して準備しました
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朗読会は
森下辰衛先生による解説で始まりましたが
彼の話術はいつ聞いても物語の世界に思わず引き込まれます
さすがは元大学助教授
もちろん話す内容は工夫されていて
昨日とは違っています
中村さんの朗読は
まさに緩急自在!
『天北原野』の情景が目に浮かぶようでした
情感溢れるとは
こういう事なのか思います
さすがは「音の匠」に認定されている実力者ですね
毎年多くのお客様が中村さんの朗読を聞きたくて
集まる理由がうなづけます
また
朗読と絶妙に絡み合う
松原さんのオルガンも素晴らしく
とても内容の濃い朗読会でした
中村さん 松原さん
ありがとうございました
そして
お疲れさまでした
最後に感謝の言葉を述べた
89歳三浦光世館長の笑顔です