4月25日(水)午後4時から
ロワージールホテル旭川で
三浦綾子生誕90年記念事業「海堂尊講演会」が開催されました
参加者は約350人
海堂さんは
初めて自分で買った文庫本が
三浦綾子の『塩狩峠』であり
「これまでに3回読んだが、そのたびに
新たな感動がある」と話されました
また三浦文学を支えた
口述筆記にも触れ
「口述筆記という緊張感が無駄な文章をそぎ落とし、
巧みな物語の展開が生み出された
それが時代や世代を超えて
多くの人を引きつけたのだ」
と指摘しました
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この後6時から
9年振りの新刊『丘の上の邂逅』が出版されることを
祝う会が開かれ約200人が出席しました
三浦綾子記念文化財団の盛永孝之理事長は
「5月中旬には全国から寄せられた
13,000冊に及ぶ三浦作品が
被災地に届けられる
被災された方に生きる希望と勇気を届けたい」
とあいさつ
三浦光世館長は
「9年ぶりの新刊本の出版に関わった
すべての人にお礼を言いたい」
と述べました
会場は終始和やかな雰囲気で
盛会裏に終了し
発売されたばかりの
『丘の上の邂逅』(光世館長のサイン入り)が
参加者全員にプレゼントされました