【案内人ブログ】No.12(2018年3月)

2回目のブログ担当をします 今中です。
昨年、案内人ブログ第1号に、塩狩峠記念館にて 映画「母」の撮影に行った時のことを書かせていただきました。

3月の担当になった時、すぐに頭に浮かんだのは、やはり塩狩峠記念館の事です。
なぜならば、三浦綾子の『塩狩峠』のモデルとなった長野政雄さんの命日が、2月28日なのです。明治42年2月28日から、今年で109年目になります。

塩狩峠記念館の開館は、4月1日~11月30日(月曜休館)ですが、2月28日だけは特別に開館されます。
今年はすご~い豪雪につき、ちょっと早めの2月26日(月)の昼間にまず行ってきました。
屋根の雪下ろしや、道路の除雪など、和寒町役場をはじめとする関係者が準備に忙しくしていました。ご苦労様です!

その後、28日の午前中に2階の綾子さんが実際に着ていたドレスなどを見学しました。
外では長野政雄顕彰碑の所にたくさんの人がいました。読書会の皆さんで、そこに図々しく合流させていただき、地方から来た方などともお話ができて良かったです。

夜のアイスキャンドルは、昼間とは違う雰囲気です。
今年は250個以上のアイスキャンドルが灯されていました。

20180228

毎年、埼玉からボランティアに来るという男性が、灯りが消えそうになると新しく取り替えていました。
今年、初めて参加の人もおり、「三浦綾子さんは旭川の人なのに、なぜ塩狩峠に家があるのか?」、「今の豊岡の家は『氷点』の賞金で建てたのか?」「亡くなって、その家をどうするのか?」など、色々と質問されたので、思わず知っている事を全部説明しました。

その後、

「あまり読んでいないので本の事などを聞くと読みたくなりました。」

と言ってくださいました。
そして、

「三浦綾子記念文学館に行った事がないので、必ず行きます」

と言ってくれました。

長野さんの命日に塩狩峠に行き、色々な人達と出会い、嬉しく思いました。
長野さんの人柄のすばらしさを改めて感じ、改めて案内人をしていて良かったと感じました。

お話を伺った、参加者の皆様、和寒町役場の方、塩狩ヒュッテの方、皆様ありがとうございました!

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