【案内人ブログ№84】(2024年8月)                 綾子さんファンの皆さん暑中お見舞い申し上げます               記:近藤弘子

案内人ブログ

7月9日(火)、10日(水)、11日(木)は平和を願うつどい-2024として文学館で連日のイベントが開催されました。その初日の9日、「三浦綾子が描いた、命と平和」に朗読劇団くるみの樹のメンバーとして参加しました。脚本は事務局長の難波さん(解説もです‼)、音響担当は久保さん❢いつものゴールデ*ンコンビです。案内人から私以外に工藤和恵さん、山谷京子さん、村椿洋子さん、三浦隆一さんが加わり、総勢10名の朗読者が出演しました。 綾子さんの作品を通して、「平和とは、命はだれのものなのか?」三浦綾子は何を願っていたのかを参加された方々と共に考えるというものでした。『氷点』『道ありき』『母』『太陽はいつも雲の上に』『青い棘』『泥流地帯』『銃口』「剣によって滅ぶ」総時間は約90分の重いテーマです。お客さんは来てくれるかなぁ、、の私の不安はどこへやら、たくさんのお客さんが真剣に耳を傾けてくださいました。今回の朗読の中で「‥‥敵は死んでもいいんだね‥‥」「‥‥わが子が、人を殺め、傷つけることをねがう母親が、どこにいるだろう‥‥」この2ヵ所が心に刺さりました。私も戦争はイヤだし起こしてはならないと思っています。8月になったら毎日のように考えるけど、他の時は常に考えているわけじゃない。でも綾子さんは戦争を体験した者としてずっと考え、伝えてくれていたんだと改めて思いました。綾子さんの作品と想いを伝える案内人であるのに、考えが足りなかったことを反省しています。案内人として少しは成長できた(?)貴重な1日となりました。感謝です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました