1月26日、三浦綾子記念文学館中央ホールで「三浦文学案内人の会」発足10周年のつどいが開催されました。近藤弘子案内人が司会を務め、最初に三浦会長のご挨拶があり、続いてアートライター古家昌弘さん(元北海道新聞文化部長)の講演がありました。 古家さんからは文学館に対する暖かく深い想いと、私共案内人に対する身に余る評価も頂き、又、文学だけではなく美術全般に関する貴重な体験談も興味深いエピソードも多く、北海道新聞に連載された田中綾館長の小説についてのお話も楽しく拝聴出来ました。 講演の後は三浦会長が案内人の10年の活動を振り返り、報告がありました。案内人講座を受講後、委嘱状交付を受け、日々学びを重ねながら道内外、海外からも訪れてくださる沢山のお客様のご案内をしてきましたが、コロナ禍により来館者が激減し、休館も止むなしの状況に置かれた時にもYouTubeで始めた「おしゃべりタイム」を発信、ブログへの参画を続けています。加えて会員の皆様から頂いた手紙通信に対する返信文を書く事も継続していたり、企画展(2階特別展示室)に参画するようになったことは案内人にとって非常に勉強になる事業であるとの感想も話されました。 最後はお楽しみの事務局長杯「読書につながるスピーチコンテスト」に8名の案内人が「推し」の三浦作品を紹介して聴衆の皆様が票を入れ、1位~3位までに素晴らしい商品がプレゼントされました。発表者全員見事なスピーチで選ぶのが大変でした。そして発表者全員にも、参加してくださった皆様にもケーキ等のプレゼント。閉会の刻まで三浦綾子文学に浸り、今後も三浦綾子文学を伝えていきたいと深く心に刻んだ「つどい」となりました。 今回のつどいに尽力くださった難波事務局長、文学館事務局の皆様をはじめ関わってくださった皆様に感謝申し上げます。つどいを提案してくださった森案内人が今回参加が叶わず、たったひとつの残念なことでした。
目指そう!15周年!20周年!
By 三浦文学案内人 山川弘子
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