北海道では朝夕の気温が一桁台となり、雪の便りが届き始めました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
三浦綾子読書会 ゆっくり読む『塩狩峠』の第1回目が10月10日(火)に開催されました。
タイトルのとおり、三浦綾子の代表作『塩狩峠』(新潮文庫)を毎回少しずつ読み進めています。
今回は「鏡」の章を参加者で輪読し、感想や意見を交わしました。
講師の森下辰衛(三浦綾子記念文学館特別研究員)から報告が届きましたので、ご紹介いたします。
10月10日午後、文学館本館2階図書コーナーで、ゆっくり読む『塩狩峠』読書会が始まりました。季節の変わり目で体調不良などでお休みの方々が多いスタートでしたが、遠く湧別からの方もおられて、7人で冒頭の「鏡」の章を読みました。
祖母トセのしつけと父貞行の人間観や教育の違いのあたりを中心に、鏡の意味などを探りながら語り合いました。信夫と虎雄のの喧嘩の元となった「おてんとうさま」論争の隠された意味なども考えました。ゆっくり読むと意外と難しいものが沢山ある作品だという感想もありました。
これから約2年かけて『塩狩峠』全編を読んでゆきます。ご都合の良い回、思い入れのある章がありましたら、どうぞお加わりください。
次回は11月14日、「菊人形」の章を読みます。(文責 森下)
次回は11月14日(火)13時30分~15時30分に開催予定です。
三浦綾子読書会 ゆっくり読む『塩狩峠』の2回目は、「菊人形」の章を読みます。予定表はこちらをご覧ください。
詳細は後日改めてお知らせをいたします。
最新の情報は三浦綾子記念文学館公式サイトでご確認になるか、直接電話・メール・FAXにてお問い合わせをいただければ幸いです。
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