みなさまお変わりございませんか。
三浦綾子読書会 ゆっくり読む『天北原野』が7月11日(火)に開催されました。
タイトルのとおり、三浦綾子の長編小説『天北原野』(新潮文庫)を毎回少しずつ読み進めています。今回も先月に続き下巻「怒濤」の章についての感想や意見を交わしました。
講師の森下辰衛(三浦綾子記念文学館特別研究員)から報告が届きましたので、ご紹介いたします。
7月11日午後、文学館本館2階図書コーナーで、ゆっくり読む『天北原野』読書会が開かれました。
先月、先々月から新しく参加された市内のおふたりが引き続き今回も参加されました。10人で「怒濤」の章の一一~一五を読みました。
船を略奪して一つの家族を引き裂いてでも脱出をはかり行方不明になってゆく完治と、腹痛のために貴乃と二人船に乗り遅れることで生き残ることになる京二の対照性の意味をメインに、深い語り合いが出来ました。
次回は8月8日、いよいよ最後の章「海の墓」の前半一~三章を読みます。
(文責 森下)
次回は8月8日(火)13時30分~15時30分に開催予定です。
『天北原野』下巻 「海の墓」の前半一~三章を読み進めてまいります。
詳細は後日改めてお知らせをいたします。
ご不明点がございましたら、三浦綾子記念文学館までお問い合わせをいただければ幸いです。
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