2022年10月期文学講座「三浦綾子文学の世界を知る」の第3回目「エピソード”0”としての『嵐吹く時も』」が、12月21日（水）14時より旭川道新文化センター旭川駅前教室にて開催されました。
当日担当した難波真実より届いた報告をご紹介いたします。
今日も皆さん熱心にご参加くださいました。三浦綾子の両親（堀田家）は日本海に面した漁村・苫前町の出身であることから、同地を舞台にした小説『嵐吹く時も』をごいっしょに味わいました。同時期に出版された自伝小説『草のうた』との関わりを考えながら読むと、『嵐吹く時も』が、綾子の“ファミリールーツ”の景色をイメージして描かれたように思えます。そのあたりのことをお話し、分かち合いました。
また、出席者お一人おひとりの読書体験などもお聞きし、楽しいひとときを過ごしました。
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