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【案内人ブログ】No.57「十勝岳」が「日本ジオパーク」に新規認定 記:森敏雄

美瑛・上富良野・新得にまたがる標高2077mの活火山「十勝岳」が本年1月28日「日本ジオパーク」に新規認定された。北海道では「三笠」、「とかち鹿追」、「洞爺湖有珠山」、「アポイ岳」、「白滝」に次ぐ6番目である。このうち、「三笠」及び「とかち...
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【案内人ブログ】No.56 映画『われ弱ければ』を観て 記:三浦隆一

綾子さんがこの小説を書いたのは、作家デビューから20年以上が経ち、全集の企画が持ち上がってきた頃のことだった。それまで一連のクリスチャンを題材とした伝記小説を書いてきた綾子さんは、矢島楫子を書くにあたっては、これまで書いてきたような方法では...
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【案内人ブログ】No.55「プリズム―ひかりと愛といのちのかがやき」展を観て 記:森敏雄

三浦文学案内人の1期生・森敏雄です。案内人活動もいよいよ10年目を迎えました。初心を忘れず日々精進を重ねていく所存です。4月25日(月)、三浦綾子さんは生誕100年を迎えます。これを記念し、三浦綾子記念文学館では2階第4展示室及び回廊におい...
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【案内人ブログ】No.54 『われ弱ければ 矢島楫子伝』映画化 記:近藤弘子

こんにちは。案内人の近藤弘子です。以前、『母』が映画化されたのを覚えていますか?国内で女性最年長の山田火砂子監督の映画です。その山田監督が、綾子さんの作品『われ弱ければ 矢嶋楫子伝』を映画化してくださいました! 『われ弱ければ 矢嶋楫子伝』...
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【案内人ブログ】No.53 前川正が与えた希望 記:三浦隆一

前川正は、綾子さんの2歳年上であり、小学校2年の時に家の近くに引越してきた幼なじみでもあり、旭川の名門である旭川中学(今の旭川東高校)に一番で入学した秀才だった。二人とも結核を病んでいたことがきっかけで再会することになった時、彼は北大医学部...
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【案内人ブログ】No.52 『したきりすずめのクリスマス』 記:山谷京子

『したきりすずめのクリスマス』は、三浦綾子さんの『珍版 舌切雀』という戯曲をもとに、みなみななみさんが絵を描かれた絵本です。絵本とはいえど、日本語と英語で書かれており、世界中の人が読めますし、子供から大人まですべての人が楽しめる本で、英語の...
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【案内人ブログ】No.51 秋岡康晴氏と三浦綾子文学・同文学館の接点について 記:森敏雄

令和3年度旭川市文化功労賞は秋岡康晴氏が受賞した。今回の受賞は、毎週1回読書会を26年間継続して来たことや旭川藤高(現・旭川藤星高)在職当時の作文教育指導、自主夜間中学遠友塾へのボランティア支援などが高く評価された。作文教育といえば、三浦綾...
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【案内人ブログ】No.50 八柳務さんのこと 記:村椿洋子

私は頼まれていた郵便物の管理のため、一日おきに旧八柳宅を訪れていた。その時、近所で飼われているという猫が八柳宅玄関前をうろついていた。居間の高い窓を見上げている。「アッ!この猫ちゃん、前に開けっ放しの玄関から家の中に入ってきた猫ちゃんだ!」...
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【案内人ブログ】No.49「ヒグマとつきあう展」を視察して 記:森敏雄

8月17日(火)東川町せんとぴゅあⅡで開催中の標記企画展を観て来た。写真家・野生動物研究家の小田島護氏は、上川町層雲峡の大雪高原温泉に棲息する特定のヒグマにK子と名前をつけ、9年間観察し続けて写真集『野生のヒグマ』を発刊した。また、羽幌町生...
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【案内人ブログ】No.47 手から手へ 文学館限定復刊シリーズ 記:近藤弘子

こんにちは!近藤弘子です。 綾子さんファンにとっての悩みの一つに、「読みたい本が本屋さんで売っていない」「図書館にもない」があると思います。電子書籍で読むことはできますが、私のように紙で読みたい派には切実な問題です。古本屋さんで見つけたとし...
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【案内人ブログ】No.46 「天人峡温泉の歴史展」を視察して 記:森敏雄

新型コロナウイルス変異株が猛威をふるっていた6月初め、大雪山アーカイブスから表記イベントの案内チラシが届いた。会期は6月15日から2か月間。私たち三浦文学案内人にとって、「天人峡」「天人峡温泉」といえば即、小説『自我の構図』の舞台である。1...
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【案内人ブログ】No.45 すばらしい出会い 記・近藤弘子

こんにちは、案内人の近藤弘子です。今年3月17日、初めて骨折をしました。それも三浦綾子さんの講座(道新文化センター駅前講座)を受講に行くとき、ビルの前の道路で!まだ雪があり段差で足をすべらせたのです。ボキッと変な音がしましたが転んではいない...
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【案内人ブログ】No.44 綾子さんと郷土誌「北の話」とのつながり 記・森敏雄

昭和38年「北海道を旅する手帖」が札幌の八重樫實・津田遙子氏ご夫妻の手で創刊された。この雑誌はA5サイズで、小さな大雑誌として道民あるいは北海道を旅する人々の間で広く親しまれた。のちに「北の話」と改題。綾子さんが同雑誌からエッセイを書いて欲...
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【案内人ブログ】No.43 『非国民文学論』を読む 記・三浦隆一

刺激的で魅力的なタイトルだ。このタイトルを目にして何かのためらいを感じる人がいるとすれば、そう感じた人の勘は正しい。本書は、文学館館長の田中綾が大学に職を得るきかっけとなった博士論文が大部分であるので、決して読み通すのは生易しくはない。正直...
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【案内人ブログ】No.42 久しぶりの館内案内 記・三浦隆一

コロナ禍の中で年が明けて、文学館から「オンラインガイドをやってみないか」と電話があり、久しぶりに文学館に行った。案内人の仲間とも再会し、旧交を温めあった。文学館では、昨年2020年が終戦75年であることを記念して特別展を開催している。綾子さ...
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【案内人ブログ】No.41 記・近藤弘子

こんにちは!近藤弘子です。 今回は朗読劇団くるみの樹のメンバーとしての活動報告です。綾子の自伝小説『道ありき』の中で、「春光台!」と言えばピンとくる方も多いはず……そう、前川正が自分の足に石を打ち付けた場所です。 綾子さんが変わり始める、キ...
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【案内人ブログ】No.40

アノ日、空ノ下デ君ハ何ヲ想フ 11月11日午前4:05 NHKラジオ深夜便~戦争・平和インタビュー・アンコールで、「戦争を知らない私から子どもたちへ」と題する児童文学作家令丈ヒロ子氏が出演したインタビュー番組があった。 令丈ヒロ子氏は『パン...
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【案内人ブログ】No.39

「氷点の道」を歩く シルバーウィーク第2日目の9月20日(日)、思わぬ晴天となり、友人と二人で「氷点の道」を歩いた。当初、9月21日(月)「敬老の日」を予定していたのだが、その日の天気予報は「曇り」なので、急きょ1日早めてこれを実行した。私...
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【案内人ブログ】No.38

文学館案内の再開を願って こんにちは。三浦文学案内人の三浦です。文学館は6月6日から再開しましたが、全国的なコロナウイウルスの蔓延状況が終息する兆しがなく、私たち案内人の案内業務は再開できないでいます。とても残念ではありますが、やむを得ない...
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【案内人ブログ】No.36(2020年3月)

初めまして、案内人新人の野表悦子(のおもてえつこ)です。 私の案内人としての経験は数えるほどしかありませんが、来館者の中にはクリスチャンとしての作家三浦綾子へ関心がある方や、三浦綾子の小説が好きでほとんどの本を読んでいるという方が多くいらっ...
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【案内人ブログ】No.35(2020年2月)

こんにちは!案内人の近藤弘子です。 昨年10月19日(土)、東京の御茶の水キリストの教会8階礼拝堂にて、綾子さんの召天20周年記念集会が行われました。その時、私がトップバッターとして40分お話をさせて頂きましたので、報告します。 私は三浦綾...
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【案内人ブログ】No.34(2020年1月)

2019年10月16日、私達案内人の仲間があっという間に神様の元へ旅立っていかれました。 藤田眞知子さん 67歳。 私が藤田さんを知ったのは三浦綾子読書会でした( 読書会では、三浦綾子さんの作品を少しずつ読み合い、その後、感想や森下先生から...
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【案内人ブログ】No.33(2019年12月)

岩手県からのお客様 方言で語り合う ※これは旭川岩手県人会の記念誌掲載の文章に、一部加筆したものです。  ※綾コレカード(三浦文学案内人はそれぞれこのような自分のカードを持っています。文学館を見学される際は、ぜひ三浦文学案内人によるガイドを...
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【案内人ブログ】No.32(2019年11月)

ある日の案内人 近藤弘子です。7月にとても思い出に残るお客様をガイドした時のことです。 「案内人の予約が入った」との連絡を文学館から受け、いつものように楽しみにして行ったら、何と外国の方らしい……。大変だ!! 急いで翻訳アプリの使い方を教え...
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【案内人ブログ】No.31(2019年10月)

ナナカマドの街に住んで 日々、ナナカマドの紅葉が進み、冬も間近に迫る季節となって来た。6月に白い花をつけたナナカマドは夏も過ぎた頃から薄いオレンジ色の実となっていく。当初はオレンジ色だが、だんだんと赤みを増して、9月の下旬頃に、最初はナナカ...
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【案内人ブログ】No.30(2019年9月)

絵本三題 綾子さんの著書『道ありき』は三浦文学の原点である。5年前、『道ありき』ゆかりの地、旭川市春光台に文学碑が建てられた。『道ありき』の中で、綾子さんは「わたしの家庭は、本を買ってもらえるような環境にはなかった」と綴っている。私の場合も...
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【案内人ブログ】No.29(2019年8月)

三浦綾子記念文学館の環境整備を慶ぶ 昨年春に1階展示室のリニューアルが完成し、秋に分館が開館したことに続き、今年は喫茶室の前にウッドデッキが造られ野外喫茶がオープンした。また昨年、旭川駅からの「氷点橋」「氷点通り」に続き「三浦綾子文学の道」...
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【案内人ブログ】No.28(2019年7月)

朗読劇団くるみの樹 2019定期公演 「エゾカンゾウと鰯雲」 こんにちは。近藤弘子です! 今回は、5月25日(土)と6月1日(土)の、朗読劇団くるみの樹による第2回定期公演「エゾカンゾウと鰯雲」(小説『天北原野』より)の紹介です。 今回は9...
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【案内人ブログ】No.27(2019年6月)

三浦綾子文学『道ありき』の春光台における足跡を辿る調査研究 綾子さんが、70年前に幼馴染で恋人の前川正と散策した春光台の丘の道はどこか。 郷土史家の小原陽一さんが三浦綾子文学『道ありき』の春光台における足跡を辿る調査研究をまとめ、先日、現地...
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【案内人ブログ】No.26(2019年5月)

三浦綾子読書会語り手養成講座に参加しました! こんにちは!近藤弘子です! 今回は美瑛のペンションで4月22日~24日まで2泊3日の合宿。その名も三浦綾子読書会語り手養成講座に参加した時の様子です。8名が45分程度の講演をし、聴講者も含め全員...